移転・リニューアルの費用について
オフィス移転にかかる費用 −移転作業編−
移転費用の全体を把握する
オフィス移転にかかる費用は引越し代だけではありません。引越しにかかる費用を全体的に把握をしていないと後々、予算オーバーになってしまう恐れがあります。
状況や規模によって価格は異なりますので項目だけ掲載したいと思います。
1.移転作業費
- トラック車両
- 作業員・施工員(ローパーティション、システム収納等の解体、組立)
- 養生費(移転元、移転先)
- 重量物搬入(大型金庫や大型機器)
- 資材(ダンボール、OAボックス、テープ・ラベル)
- 不要什器の廃棄
−ポイント1−
移転先や移転元が2階以上でエレベータが無い場合は金額アップの対象になりますので注意してください。
−ポイント2−
什器を廃棄するのに、お金の掛かる時代です。リユース(再利用)できる物はなるべくしましょう!
−ポイント3−
廃棄什器が多い場合で比較的新しい物はリサイクル業者が引き取ってくれる場合があります。基本的に買取ってもらえますが、作業員費やドラック代などで差し引き無料になる場合が多いようです。
−ポイント4−
ダンボールへの詰め込み作業は有料で業者が請け負いますが、自分たちでできることは作業した方が費用削減になります。
−ポイント5−
3月〜5月連休の間は引越し業者の需要期です。特に週末の土日や連休などはすぐに予約でいっぱいになります。早めに計画をたて依頼業者を決定する事が必要です。
オフィス移転にかかる費用 −配線工事編−
配線工事
- 電話機主装置の移設・設定
- 電話機配線撤去・移設
- LAN配線撤去・設定
- テレビケーブル配線
- 光ケーブル
-ポイント1-
電話移転は早めに電話会社へ連絡しておく。(業者が代行して連絡することも可能)
-ポイント2-
光ケーブルは光通信を使用する場合必要にまります。場所や時期によっては工事が1ヶ月ほどかかる場合がありますのであらかじめの確認と、無い場合は工事の手配をしておく必要があります。
-ポイント3-
人員増員によるビジネスフォン追加の場合、電話機主装置(PBX)の内線ユニットが足りなくなる恐れや、主装置によっては増設できない場合がありますので確認が必要です。
※主装置は機種によって最大電話接続数が異なります。
オフィス移転にかかる費用 −内装工事編−
内装工事は特に企業や目的によって金額が異なってくる項目です。企業のイメージでエントランスの内装を変更したり、造作家具を作成する場合もあります。
内装工事
- 床(タイルカーペット、アクセスフロア)
- 間仕切工事(ハイパーティション、軽量鉄骨)
- ブラインド、ロールスクリーン
- 壁(クロス張替え工事、塗装工事)
- 天井(塗装工事、照明工事、防災設備工事)
- 造作工事(別注家具など)
- サイン工事(受付サイン、看板)
-ポイント1-
通常、移転に伴う内装工事は間仕切工事、サイン工事程度で済むことがほとんどです。
-ポイント2-
内装工事(建物に影響を及ぼす工事)はテナントに許可を取る必要があります。場合によっては図面や仕様書を提出します。 ※退出時に原状回復工事(借りた時の状態に戻す)をしなければならないので、考慮して工事の計画をたてるといいでしょう。
-ポイント3-
間仕切工事で天井密閉タイプ(欄間など開いてない場合)で密閉した部屋を造った時、室内に煙感知器や熱感知器などの防火設備がない場合は消防法の基準により増設しなければなりません。 ※別途費用が掛かります。
原状回復工事
移転する場合、移転元の原状回復工事が必要になります。
原状回復工事とは、借りていた賃貸オフィスを借りた時の状態に戻す内装工事のこと。
「敷金でまかなうし、よくわからないし、面倒なのでビル管理会社にお任せ・・・」
これでは損をする可能性があります。
敷金は基本的に戻ってくるお金です。原状回復工事を安く済ませればそれだけ戻ってくる金額も増えるという事です。全てとは言いませんが私の経験上、ビル管理会社指定業者の見積りは高い傾向にあります。
テナントビルを解約した際に指定業者の原状回復の見積りを確認したら、内装工事の単価が高い事や必要と思われない工事が入っていたので指摘したところ、数十万安い見積りが出できたことがあります。
契約していたテナントから必ず原状回復工事の見積書の明細をもらいましょう。
その上で他の業者から同条件での見積りを取るか、オフィス管理士に相談しアドバイスをもらいましょう。
※テナントによっては契約書にビル管理会社の指定業者による原状回復工事を行う。とされている場合もありますので確認をしてください。



