収納物と対応する耐火金庫の性能


(カッコ内)に示される温度は、収納物の耐熱温度の目安を示します。

 収納物 等級
 現金、権利書、重要書類、小切手など  JIS177℃
 麻、綿  (140℃)
 熱硬化性プラスチック(フェノール、メラミン、ポリエステルなど)  (120〜180℃)
 熱可塑性プラスチック(スチロール、ABS、ナイロン、塩ビ など)  (80〜100℃)
 合成繊維・絹  (100℃)
 レントゲンフィルム、写真用フィルム  (105℃)
 マイクロフィルム アパチュアカード、マイクロフィッシュ、ジャケット、ストリップフィルム
 ロールフィルム  (80℃)
 映画用フィルム、合成紙
 洋画、日本画、掛け軸
 宝石  ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、アレキサンドライト、ヒスイ  (180℃)
 キャツアイ、エメラルド、オパール、琥珀、真珠  (65℃)
 刀剣類、IC、トランジスタ、カメラ、時計
 磁気テープ、ビデオテープ  JIS 66℃
 フレキシブルディスクカートリッジ  JIS 52℃
 光ディスク
 (50℃)
資料「FJFS」
注意1
ダイヤモンド、ルビーの類は耐熱温度は180℃以上であるが、そのまま防盗金庫や耐火金庫に収納すると、火災時に宝石を包んでいる布およびケース(樹脂製)等が炭化または溶解し、宝石の表面がくもったり、とじ込められたりする恐れがある。この点を配慮のこと。

注意2
洋画・日本画の類は、火災時に焼失しないというだけでなく、変色・変質しないことを耐熱温度の目安とする。

注意3
刀剣類の刀身自体は問題ないが、柄(つか)、鞘(さや)の材料により変化が生じ、美術的価値を損なうことがありますので、材料の耐熱性を考慮のこと。

注意4
素材または一部の収納は、(カッコ)で耐熱温度の目安をしめす。使用されている収納物の価値によって安全な耐火金庫の性能区分を選定すること。

注意5
フィルム、磁気テープ等は、この温度で複写または読み取りが可能であったが、そのまま使用できる期間は不明。重要度の高いものは再度ネガを複製または複写のこと。

注意6
耐火金庫は、耐火性能(庫内温度)が収納物に適合することを示すが、防盗面では別途配慮のこと。
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